思い出せないキーワード
何回かに渡るプラン変更で、当初の予定から遅れに遅れた建築工事請負契約の成立にようやくたどり着いたとき、ほっとする間もなく、中沢さんからいつもの人懐こい調子で「恒例となっているので」と8つの質問事項を記したペーパーを渡され、いきなりインタビュービデオの収録が始まりました。
その質問の2番目に「何がきっかけで誠栄ハウスを知ることになりましたか?」というものがあり、「あれ~、何だったけ?」と考え込んでしまいました。
確か実家の立て直しを考え始めた頃、インターネットでいろいろ検索して誠栄ハウスのHPにたどり着いたことは覚えているのですが、いったいどんなキーワードで誠栄ハウスのHPにたどり着いたのか、どうしても思い出せないのです。何かを検索するときは、いつも
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思い出せないキーワード2
キーワードを2つぐらい入力していたけど、誠栄ハウスのときは何と何を使ったっけ? ついに思い出せないまま、ビデオの収録がどうにか終わったのに、今度はこのレポート用紙を渡されて「これを書いてもらわないと、ウチでは着工しないことにしているんです(笑)」と本気とも冗談ともつかないようなスタッフの皆さんが揃っての真剣なお願いに(特に○津子さんの眼が・・・)、いよいよそのキーワードを思い出さなくてはならなくなりました。本当になんだったけ?思いつくまま、○―グルの検索ウィンドウにキーワードを入力しながら、記憶の糸を辿ってみることにします。
〈「自由設計」+「二世帯住宅」〉
私たち夫婦は両親と同居していて、かなり古くなった実家を
立て直すことが今回の家づくりの目的です。しかし駐車場を含めた敷地の形が
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思い出せないキーワード3
L字型で、かつ家の背面となる敷地の北面が南東から北西に向けて斜めの線になっているため、敷地内の家の配置に制約があって設計は難しくなると思っていました。 そのため最初から自由設計の木造住宅を考えていて、また生活時間が違う両親と私たち夫婦の生活空間をうまく住み分ける工夫も必要でした。でも誠栄ハウスでそうした心配はすぐに解消されます。設計図らしきものを書くのが好きな妻のうつな案をリファインしてくれた中沢さんの案は、敷地内にちゃんと収まって、生活空間が上手に切り分けられ、その他、細々とした私たちの要望に全て応えたものになっていました。 設計事務所の建築士さんにお願いすると、建築士さんのポリシーというか、こだわりが前面に出てきて、施主のニーズに合わなくなるときがあると
聞いたことがありますが、できあがったプランにはそんなところは一切なく、
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思い出せないキーワード4
私たちが思い描いていた住まいをプロの視点でしっかりと包み込んで形にしてくれていました。構造見学会や完成見学会に参加すれば、施主さんの思いを最優先で形にする中沢さんの実力と姿勢を本当に実感できます。ただし、どうしてもファーストプランは予算度外視になってしまうので、そのまま建築着工とはいきません。度重なるプラン変更をお願いし、どうにか仕上がりにたどり着きました。その間、中沢さんはいやな顔ひとつせずにおつきあいいただき、また当初のコンセプトもできるだけ活かす形にしていただきました。
〈「耐震」+「構造見学会」〉
他のメーカーさんに聞いた話です。警察官の方が家づくりをしたとき、耐震性能を最優先に考えられたそうです。理由は、
いざ大地震が起きたとき、自分が家に戻ることができないから。家族が安心して
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思い出せないキーワード5
居ることができる家をつくっておけば、少なくとも倒壊等による家族の被害を心配せずに仕事を続けることができます。そのお話を聞いて自分も職は違えども同じ立場だと思い、住宅展示場巡りでは耐震の備えを営業さんに聞いて回るようになりました。その後、間もなくして東北地方太平洋沖地震が発生し、自分の全神経が目の前の仕事対応に持っていかれ、家族の安否を確認していないことにようやく気付いたのは、当日の夜遅く、通信事情が悪い中で奇跡的に届いた妻からのメールを読んだときです。 今回は幸いにして私の実家も妻の実家も住宅被害がなく、けが人もいませんでしたが、心底、肝を冷やした瞬間でした。 誠栄ハウスで家づくりをすると、骨太軸組APS工法とグランドスラブ基礎が基本となります。詳しい説明は誠栄ハウスのHP等に
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思い出せないキーワード6
譲るとして、私に言えるのは、構造見学会でそのアドバイテージが実感できるということです。こういう構造だったら安心できるという納得感が実際に目で見て、すっと得心する感覚が味わえます。新居の耐震性能に関しては、 私は今、全く心配していません。ちなみに構造見学会では、発泡ウレタン断熱材の確認もオススメです。夏に暑く、冬に寒い福島盆地の中でも、私の家は冬に栗子おろしの強風が吹きつけるところで、冬場は家の中が冷え切っていました。さすがに老いが見えるようになってきた両親が、ストーブも焚かずに(いくらストーブをつけろと言っても、年寄りは灯油がもったいないと言います)、コタツで丸くなっているのを気に病んでいたことも今回の建て替えを決意した一因でした。今は発泡ウレタン断熱を
含めたダブル断熱の家が、どれぐらい冬暖かく、夏涼しいのか楽しみです。
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思い出せないキーワード7
〈「楽しい打合せ」+「尽きないアイディア」〉
さすがにこのキーワードは検索に使わなかったと思います。でも、誠栄ハウスでの打合せは思い返すと、どうしてもこの言葉抜きでは語れません。中沢さん夫婦の絶妙な掛け合いを挟みながら、家づくりの打合せを楽しく重ねてきました。何かしら質問をしたり、要望を出したりしたときには、中沢さんの豊富なアイディアが100倍くらいになって返ってきます。ウチの妻も、いつの間にか誠栄ハウスのオフィスでリラックスして楽しそうにおしゃべりを楽しむようになっていました。そもそも実家の立て替えに冷静中立だった妻が誠栄ハウスの家づくりに興味を示したのは、「音楽室のある家」の構造見学会に参加したときからです。もともと音楽をやっていた妻は「音楽室」の構造や、他の住居スペースの配置に
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思い出せないキーワード8
興味津々で構造見学会に臨みました。そうした豊富なアイディアやお客さまのために一生懸命になる中沢さんの姿勢は、初めて見学会に参加するときから「味わう」ことができます。 でもそうした中沢さんの一生懸命さはちょっとだけ裏腹に働くこともあります。お客さまに伝えたいことがありすぎて「誠栄ハウス」のHPは情報が盛りだくさん。いろいろクリックしているうちに迷子になります。誠栄ハウスへのファーストコンタクトは、HPをじっくりご覧になることよりは、見学会にお気軽に(必ずご予約の上)お出かけになることを強くオススメします。結局、どんなキーワードを使って誠栄ハウスにたどり着いたのか
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思い出せないキーワード9
今でも思い出せません。でも、結果論から言えば、自分は良い「縁」に巡り会えたと思っています。今はまだ契約までたどり着いた状態で、設計図と模型ができたところですが、それだけでも十分な満足感を感じています。これから着工、構造見学会、完成見学会、入居と進んでいくわけですが、それぞれの段階でどんな出来事や「良縁」の人たちと巡り会えるのか、今から楽しみです。また住宅は建てて終わりではなく、その後のメンテナンスも重要で、よい家をよい状態のまま住み続けたいと思います。そうした面でもよいおつきあいが末永くできればと思っています。
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