中澤達浩が日々の家づくりを日誌にしてます。
社長日誌―2024/10/01
巧みならではの技術
以前、「生き方」についてお話ししました。いわゆる「巧み」というのは、そういった生き方を続けているとその様に呼ばれるようになるのでしょうか?巧みになると、その生き方はさらに洗練されていくと思います。
私たちの家づくりを支えてくれている職人さん達を見ていると思うのですが、結構簡単に作業しているように見えるんですよね。しかし、実際にその作業を試してみると、彼らのようにうまくはいかないんです。これは、巧みな技術が背後にある多くの努力と経験の賜物であることを教えてくれますね。
日本の文化って奥ゆかしい?
日本の文化って、奥ゆかしいですよね。たとえば「巧み」という点でもそうですが、そういったことが当たり前のように感じられるのは、日本特有の文化だなと、海外に行って初めて気づきました。20代の頃、ジャマイカに行ったんです。その時に、すごくカルチャーショックを受けました。
日本のホテルでは、枕の下にチップを置かないのが普通ですが、海外ではチップを置くのが当たり前ですよね。ジャマイカで試してみたんです。枕の下にチップを置かなかったら、全くベッドメイクがされませんでした。でも、チップを通常の3倍置いてみたら、なんと! ベッドの横のテーブルにフルーツの盛り合わせが置かれていたんです。実験の成果がはっきり現れました。
日本では、チップを置いたらどうなるんでしょうね? まだ試したことはないんですが(笑)。まあ、日本では連泊すること自体が少ないですしね。でも、一度試してみたいです。
匠の技とその価値
匠の技が生きた家と、そうでない家では違いが出てくると思います。細かい技術や素材の配合などに差があるんです。それってとても分かりにくいですが、住んでいるうちにその違いがはっきりしてくるんですよね。ですから、家はどれも同じではないんです。
聞いた話によると、組み立て式の家ならアルバイトでも作れるということですが、そのことが悪いわけではなく、そういうものだと認識する必要があると思います。そういう話をしています。
日本では、そうした違いが分かりにくいからこそ、自己防衛策としてある程度の知識を身につけることが必要だと思います。
タイヤの話
タイヤを4本交換したいなと思ったとき、私はタイヤのことなんて全然知らなかったので、いろいろなタイヤを調べてからタイヤ屋さんに行きました。調べてからいったのは正解でしたね。お店では、在庫のタイヤを売りたかったのでしょう、少し高めの在庫品をぐいぐい勧めてきました。4本で5万円ほど価格が違ったんです。
さすがに、普通に乗っている車なので、そこまで高いタイヤは必要ないと思い、事前に調べていたタイヤを注文しました。
いずれにしても、知識を持ちすぎるのもどうかと思いますが、全く知らないと「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりますよね。家を手に入れるときも、正確な情報を知ったうえで家づくりをするのが無難だ、というお話でした。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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