簡単に言いますと
お碗をひっくり返したような基礎。
それがグランドスラブ基礎の
強さと秘密です。
従来
基礎というとしっかりしていて、どの会社もさして変わりなく同じで
虫や水が入ってこないイメージでしょう。
しかし、決してそうではないのです。
実は、住宅の基礎に限っては、大きな欠陥となり得る
逃れられないつくりの課程があるのです。
通常の基礎をつくる場合、まずはじめに、一番下に当たる
平らな部分をコンクリートでつくります。
デコレーションケーキのスポンジ部分だと思って頂ければいいです。
そのコンクリートが固まるのを待ち、続いて“立ち上がり”と言われる、
土台が乗る部分のコンクリートを流し込みます。
デコレーションケーキで言うと、ホイップに当たる部分です。
ここ、が問題！！
一度固まったコンクリートは次にコンクリートを付け足しても、同化はしません。
むしろ一度固まる時にコンクリートの表面はセメントのカスが溜まります。
そのカスはとても柔らかく、その上に次のコンクリートが乗るのですから
縦と横、コンクリートは二つに分裂しています。
そのことにより、本来の強さが損なわれるほか、水がその隙間からしみこんだり
シロアリが入るといった事例もあります。
それなら一度でコンクリートを
流し込む方法はないの？
と、欠点を克服するために開発された
のがグランドスラブ基礎です。
グランドスラブ基礎のいいところは、
凹凸（でっこみひっこみ）がなく
基礎がスケートリンクのように
真っ平らになるところです。
真っ平らなグランドスラブ基礎はいい
事がたくさんあります。
例えば…
作る時間が少なくなる
手間がかからなくなる
従来の基礎つくりの欠陥をなくした
基礎と土台の連結箇所が3倍以上多くなった
基礎の理想的な形をつくった
設計士の構造計算による確認が出来ている。
水やシロアリの入る隙間がない
建物の重さをしっかりと支える
工事をする人が疲れない
鉄筋がみっちり入っている
コンクリートと鉄筋の相性がいい
土台を支える箇所が多い
家の間取りに自由度が広がる
騒音を押さえられる
シロアリが住みにくい床下になる
見て安心が増す
住んでいて不安がないる
地震の時に慌てないでいい
土の捨てる量が少ない
家が傾かない
職人の間違いがなくなる
などなど、まだまだたくさんのいい事があります。
グランドスラブ基礎にも欠点はあります。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」 ではない！
従来の基礎の場合「みんなそれでやっているからいいか」
という安心はあるかもしれないです。
それが例え、前にお話しした欠点があったとしても、みんながやっているからと言う
思い込みがあるので、気にしない人は気にしません。
その点グランドスラブ基礎は、まだまだ普及の途中です。
しかし、今主流になっている基礎もそんな時代がありました。
今主流のベタ基礎も、それより前の基礎の欠点を克服した基礎でしたが、
みんながやっていたわけではありませんので、その頃も同じ現象が起きていました。
けれど時は流れて、今ではそれ以前の基礎で家をつくろうとは誰もしません。
不思議な事です。
赤信号はやっぱりみんなで渡っても赤信号です。
欠点がある以上克服したつくりの基礎の方が断然いいに決まっていますが
それが普及するまではやはり時間がかかる物です。あと10年後にグランドスラブ基礎が
主流になった時…あなたは今のままで本当にいいですか？
コンクリートと鉄筋の量が多い
そのことはよく聞かれます。
材料をたくさん使うのだから当然のように材料の費用は上がります。しかし、先に書いたようにとても合理的な作り方なので、作業時間を大幅に短縮できていますので、職人さんの時間が短縮されています。その職人さんに支払う費用が材料の費用となっているのです。
ですから、職人さんは、従来の基礎の方が儲かるでしょう。
しかし、家を手に入れる方からすると、グランドスラブ基礎の方が断然お得な場合が多いです。それは家の材料に費用をかけているからです。
見た事がないから想像ができない
この工法はもう15年近く前から行われていますが、技術的にすこし難しい基礎です。
この工法の施工方法を知らない人がまねしたところでうまくつくる事は出来ません。
ですので、どこでもこの基礎でつくられていないので想像がつかないばかりか
グランドスラブ基礎が悪い物なのか？良い物かの判断がしにくいです。
しかし
2011年の東日本大震災の地震の時にそれは、とても安心だったとオーナーさんが口々に言いました。
残念な事は、「せっかく地震保険に加入していたけれど、保険金をもらい損ねた…」と言われた事です。
私からしてみると、お金をもらう事も大切かもしれないです
が、あの当時、家が壊れずに安心して住み続ける事が出来
た事の方がよほど大切なような気がします。
いまでも安心して住めるし、なにより家をつくる会社の選択を
オーナーさんが間違っていなかった事の方がよほど重要な
事に思えます。グランドスラブ基礎と従来の基礎の違いが
分かりましたか？
ここでのご説明はこれくらいにして、後はご自身で確かめてく
ださい。
私たちの構造見学会は、それらをじっくりと見る事の出来るまたとないチャンスです。
基礎は住宅つくりの要だという事は、もうすでにあなたは気がついている事でしょう。
必要かどうかではなく、家づくりには、たくさんのお金が必要ですから気に入らないからつくり直すといったことが簡単にはできません。
☆本当に安心できる☆
そう言った家づくりをするのなら、グランドスラブ基礎は欠かせないと言うことです。
仕上がった基礎は、スケートリンクのような、一面平らなものだった。土台が取り付けられる部分だけが、他の部分より高くなっている基礎
はみたことがありますが、一面平らな基礎は見たことがなく、すごく
「頑丈さ」を感じました。
大森 Y 様
グランドスラブ工法なら安心して生活できると思いました。３月11日の震災でもこの工法で建てた家はほとんど被害がなかったこ
とを聞いて、誠栄ハウスを選んで間違いではなかったと確信しました。
松川 A 様
頑丈な基礎を探して、色々見てまわりましたが、なかなか思うような基礎がなく、「やっぱり普通のベタ基礎か～」とあきらめかけた時、誠栄ハウスさん
の「グランドスラブ基礎」というものを見付けました。
「これだ！」と思い、ホームページから初めての打ち合わせに申し込みまし
た。納得の基礎で家をつくることができて本当に良かったと思います。
笹谷 W 様
誠栄ハウスで家づくりをすると、骨太軸組APS工法とグランドスラブ基礎が基本となります。こういう構造だったら安心できるという納得感が実際に目で
見て、すっと得心する感覚が味わえます。
新居の耐震性能に関しては、私は今、全く心配していません。
飯坂 K 様