キューワン断熱とは?

キューワン断熱で生活はどう変わる?

断熱を変えることで大きく変化するのは、光熱費と生活です。

◆家計費の出費

家計費には
住宅ローン、家賃、水道代、電気代、灯油代、ガス代、食費…とありますが、
この中で、住宅を手に入れたあと、家計費の食費や水道代は、ほぼ同じでしょう。
家計費で大きく変化していくのは、住宅ローンと家賃そして光熱費(電気、ガス、灯油)が大きく変わっていきます。
* 住宅ローンが始まるとほぼ同時期に家賃はなくなります。
* 光熱費は、今までより住む面積が大きく変わる場合がほとんどですから上がります。

(図:経済統計要覧2012より)
光熱費の中でも
暖房費用(灯油代や電気代など)
冷房費用(電気代など)
部屋数も多くなればその分の家計費の出費は多くなります。
そこで、家庭での電気消費量を考えてみましょう。
近年の電気使用推移は電気使用量が年々増えています。(全国平均)
それに付け加え、今後起こりえる事として
原子力発電が可動しないと発電は火力発電になります。

火力発電は原油での発電となるため
同じ電気使用量でも家庭の電気代も上がる可能性があります。
また原油関連で家庭に影響を及ぼすのは、灯油を使用した暖房です。
灯油の価格変動は上のグラフで分かるように、世界情勢により大きく変動します。
そんな灯油の価格変動に一喜一憂しながら暮らしていくのは、とてもストレスです。
ファンヒーターやエアコンのスイッチをONするたびに・・・
室温の温度を1度上げるたびに・・・
罪悪感を感じるのは私だけではないはずです。

◆断熱性能の良い家とは?

生活の中で、こういった気苦労が無くなります。
精神的にも健康であるし、冬の寒さや夏の暑さを感じず、家の中にいる間はとても快適に過ごせます。
今より間違いなく、快適な生活が続けることが出来ます。
下記は断熱性能を良くした場合の表です。
ご参考までにご覧ください。

◆経済的な意味


年間の電気使用量が多くなっているのは、経済統計要覧2012(全国平均)から分かります。
自分のことだと思って聞いてください。
家をつくると間違いなく電気や灯油の使用量は増えます。
家計費が今より上がるのは間違いありません。
その為、住宅の断熱性能を良くして光熱費を下げても住宅ローン費用が上がるので家計費としての経済的な意味では、結果が同じになるかもしれません。


ですから、断熱をよくしなくとも良いという選択肢もあります。
違いは、住んでいる時の快適性です。
上の表(全国平均)をどう考えるかは、あなた次第です。勘違いしないでください!
この話は、
住宅ローンの期間だけ(期間限定)の話です。
それでは、家の住宅ローンが終わった後はどうなるでしょうか?

◆断熱がいいと、将来圧倒的に差が出る?

住宅ローンは支払い期間が決まっています。
最長で35年で住宅ローンが終わります。
先ほど「経済的な意味」で断熱をよくしても住宅ローンと光熱費の割合が変わるだけ。
出費はさほど変わらないと話しましたが、住宅ローンが終わった後は違います。

なぜなら
住宅ローンという出費はなくなるのだから、光熱費(冷暖房費)が違えば、断然普段の生活が節約できてくるのです。
その頃になれば、定年退職や年金暮らしを意識した生活となることでしょう。
年金での生活で家計費(特に冷房費)暖房費用に費用を費やさないと言うことは年老いてからなお、断熱の良い家は経済的と言えるのではないでしょうか?

◆年老いたとき・・・

年老いてからの出費は気苦労が多いと聞きます。
働けるのならまだしも、年金をたくさんもらえるのならまだしも、一生懸命働いてきて、ようやく自分の暮らしを楽しめる!
そう思った矢先に光熱費でそのほとんどがなくなってしまったら・・・
少し悲しくなります。
断熱の良い家とはそういった事を稼げる時に支払っておくことになるのです。

◆違い

他の家と断熱の良い家との違いの話をする前に、今までの話のまとめを聞いてください。

*断熱で生活がどのように変わるのか?

住宅ローンを支払っている間は家計の出費としては、ローンになるか、光熱費になるか、出費としてはさほど変わりは無いが生活している上で罪悪感や心理的ストレスそして体への温度変化による負担が少なくなる。
今より確実に快適な生活として変化がおきます。

*将来においてはどんなことが起こるのか?

住宅ローンが終了した後の家計費(光熱費)の出費が抑えられる。
働ける内に、将来の貯金が出来ている。
それは世界情勢・国内情勢・または紙幣価値に変化がおきたとしても、確実な貯金となる。
銀行や郵便局への貯金よりも確実。

*住宅ローンと家計の差…

電気代や灯油代が上がりそうな気配の昨今ならば、前のグラフ以上に冷暖房費の負担となるでしょう。
さて、この話を聞いてくれているあなたは今おいくつですか?
現在、日本の平均寿命は
男性79.94歳 女性86.41歳と、日本はとても長寿です。
あなたが30歳なら、平均寿命からするとあと50年以上は生きます。
住宅ローンが最長35年、最高年齢が70歳でも65歳くらいでほとんどローンを終わらせるので平均寿命から考えると定年後15年あります。
あくまで平均値ですが・・・
平均寿命で言えば、15年間以上光熱費が安くてすみます。
そう65歳になった時からずっとです。

上の図で言う次世代省エネ基準ダブル断熱とQ1断熱では45坪で工事費が約120万円くらいの差があります。

35年ローンで言うと月々3,500円程度のローンになり年間42、000円多くローンを支払う事になります。
家の形や暖房方式、人感で違いがありますが、断熱をQ1にすれば、当社比較で年間約50,000円光熱費が安くなりますので、住宅ローンにした方が得となります。
図において次世代省エネ基準の冷暖房費は、全国平均のため、福島ではもっと冷暖房費はかかっていると知ってください。

しかも
住宅ローンが終わった65歳から先は月々3,500円がまるまる必要無くなります。
年金暮らしになった時、年間45,000円は、2回くらい夫婦で近場の温泉へ行けるくらいの費用が余る事になります。
孫や子供の正月のお年玉にしても十分なほどの費用が余る事になってきます。

福島で本当にここまで必要なのか?

むしろ福島だからいいのだと感じてください。
冬が北海道や青森よりも寒くない福島では、例え、北海道や青森で強く暖房が必要な日でも福島ではある程度の暖房でいいはずです。
その暖房さえもしなくていいと考えれば福島で行うことは、家計費だけでなく環境へ配慮も出来ると言うことです。
環境の事を話すと
断熱をよくするのに比べてよく太陽光発電をつけることと比較されます。
それも一つの家計費の助けと環境への配慮としての考えとしていいことだと感じます。
少しだけ見方を考えると、
太陽光発電は買う電気と売る電気の価格差で家計が助かる仕組みです。

売る電気がそのままで、買う電気が高くなり、その差が無くなったことを考えると、社会情勢に大きく左右されると言うことですが、断熱をよくするのは、そもそもエネルギー消費を抑えている事と社会情勢に左右されないというメリットがあます。

また、断熱をよくする費用と太陽光発電を設置する費用を比べると、断熱を良くする方が半分以下の費用で、長時間効果のある事も分かりますので、太陽光発電より経済的で確実と言えるでしょう。

◆これ以外の断熱はないの?

キューワン断熱は、これから先50年を見据えた断熱方式です。
「これでなければいけない」と言うことではありません。
もし、あなたが
暖房や冷房で賄うからいいという場合はダブル断熱でいいでしょう。
ダブル断熱でも十分な断熱方式です。
ここで迷う場合は
設計をする際に今一度考える時間がありますし、私と多くの時間をそれに費やすことで必ずあなたの必要な断熱方式が見つかります。安心ください。

◆なぜこの断熱がいいのか?

キューワン断熱は暖房費、冷房費をかけずに快適な空間を実現した断熱です。
その代わり、住宅ローンとしての金額は増えるとも言えますので、あなたにとっては迷うことでしょう。
しかし、社会情勢(灯油や電気代や紙幣価値)に左右されない安定した節約だと知ってください。
太陽が出ないと発電できないとか、時間が経つと能力が極端に落ちるといったものとも違います。
断熱を良くすると言うことは安定的に節約が出来快適な生活が老後も続けられるということだと知ってください。

◆断熱方式(素材の組み合わせ)


壁断熱は通常の2倍断熱性能も2倍以上となる壁の断熱方式です。
撥水グラスウールを使用することにより
従来のグラスウールよりも水蒸気の影響を受けにくく、従来よりも約42%軽くグラスウール特有の垂れ下がりを軽減しています。
それにもまして、グラスウールは壁に入れる際に、ちくちくして触ることを嫌がる職人が多かったのですが、キューワン断熱に使用するグラスウールは、その事もガラス繊維細かく編み込むことによりを解消したグラスウールを使用しています。
また、キューワン断熱で使用するグラスウールは、ガラス繊維細かく編み込むことにより、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを含まない材料を使用していますので、なおさら安心できます。

A.C.Regalieの気密シートはインテロ調湿気密シートを使用しています。