「秋田で、ちょっと変わった断熱の家をつくっている
工務店がありますから是非一緒に見に行きませんか?」

と誘われた私は、即座に

「OK!しかしなぜ私の悩みがわかったの?」

と言う会話の中で、
秋田での家の見学を決めました。

-DOT.プロジェクトとの出会い・・・
そして-

その時、秋田で見学したのは
15年前に北海道で見たQ1住宅でした。
Q1断熱の家づくりには、
東北に”DOT.プロジェクト”
全国展開している”新住協”
2つの団体が深く関与しています。

北海道の衝撃の家を見てから
15年の時が経ち、
北海道でみたQ1住宅が、
北海道から南下していたことを
秋田の研修で知った私は、
即座にこの2つの団体に所属することを決めました。

-団体に所属する理由(わけ)?-

やはり、
新しい家づくりを単独で行うことは難しいです。

難しいとは?

失敗をする恐れがあると言う事です。
そうは言っても失敗を恐れていては、
よい家をつくることなど出来ません。

しかし、
失敗作といわれる家を
誰が好んで手に入れたいと思うでしょう。
私も失敗作の家は要りません。

ですから、
既に研究を重ねた多くの諸先輩方から
教えを頂く為、
まあ~言うなれば弟子入りする為に
団体への所属を決めました。

-団体メンバーのメリットとは?-

団体に所属していると言うだけで、
沢山の家の見学をすることが出来ます。

  • 何に失敗したのか?
  • どんな改善をしたのか?
  • どのよう断熱方法があるか?

そういった事を教授頂けます。
心置きなく語り合える方々ばかりです。

-ここで私が感謝している
二つ目の経験について記録します-

ある日、
私があまりにも楽しそうに、
当時家づくりを計画されていた方に
このQ1住宅の話をしたそうです。

そして、
失敗のリスクももちろん話した上で、

「心置きなく大いにやってみて下さい!
中澤さんなら大丈夫」

と言ってQ1住宅のテストをさせていただいたのは
飯坂のK様です。本当に感謝しています。

2面(北・南)の
Q1テスト住宅をモデルとして、
施工させていただきました。

その後の経過も含め、
「とても住み心地が良い」とお話を頂いております。
Q1住宅は成功です。
それでもなお、慎重な私は、
自宅をQ1住宅のテストとしました。

自宅は、思う存分好き勝手にやりました。
新しい気密シートも試しました。
種類の違うグラスウールも使用しました。
施工不良の出やすい場所にあえて挑戦もしました。
今も尚、良好に家は断熱されています。

-真冬に暖房のいらない家との出会い-

私たちのホームページを見た方ならば
既にご承知かと思います。
私たちと家づくりをしてくれた
お施主様は本当に様々な感想を話してくれます。

いいことばかり?

お客様の声を見て私たちの所に来る方のほとんどは

「あれ、本当なんですか?」

と疑いたくなるほど、
私たちの家づくりを絶賛し
A.C.Regalieを勧めています。

よく見て下さい、全て自筆です。

-お客様の感想は正直です-

お客様から頂いている感想をHPに載せています。
普段のお客様との会話も
私は覚えてメモにしています。

2018年に
飯野で家づくりをしてくれたA様に、
いろんな事を教えて頂きました。
A様はご実家の隣に、新居を建てたのです。
ご入居なさった後も、
外構(実家まで)やカーポートまで、
私たちを信頼し、依頼してくれました。

私たちは、
いつも家づくりをする方に
最良の方法を提示しています。
時には、断念する事も促します。
もちろんプロとして
断念するだけの理由を話します。

それには、
費用対効果の話もしますし、
自然災害のリスクも話します。

ですから、
私たちに家づくりを依頼する方の
ほとんどは、
土地探しをしている最中から
私たちとの家づくりを決めます。

土地購入はとても大切です。
自然災害についての相談も増えています。

飯野のA様も
土地を探している時からのご相談でした。
一緒に多くの土地を見て、
最終的に実家の隣に建てる事を決めたのです。

そんなA様から新居にご入居後、
外構工事を依頼され、打ち合わせをしてた時の話です。

-暑い家-

それは年が明けた、1月頃の話です。
外構工事の打ち合わせは、
お父さんも含めた話でしたので、
新居では無く、
実家のリビングで話をする事になりました。

お茶を頂きながら、
打ち合わせをしていた時、お父さんが言うのです。

お父さん
「家(実家)は寒くないかい?大丈夫かい?」

お嫁さん
「あっ!大丈夫です」

お父さん
「そうなんだよね!中澤さん!
あっちの家(新居)は、
暖房たかなくても、暑いんだよね!」

中澤
「あ~なるほど!」

1月の中旬、10時頃の会話です・・・。

-無暖房住宅-

全国的に“無暖房住宅”という家を
つくれる会社が増えつつあります。

しかし、
私がいつも疑問に思うのは
無暖房住宅とかパッシブハウスとか
ソーラーハウスとか、
なんとも理解しがたい表現を
どうしてするのでしょう?

住宅業界の七不思議があります。

-業界の七不思議-

どの業界にも
七不思議というのはあると思います。
住宅業界にもそれは存在しています。

その一つが、
“いい家ほど伝わりにくい”と言う事。

無暖房住宅とかパッシブハウスとか
ソーラーハウスがそれに当たります。
いちいち調べないと、
住宅業界、建築業界の方以外にはわかりにくい!

車でドライブしている時、
小学生の子供に

「ね~パパ、無暖房住宅って何?」

って聞かれて、
即座に子供にもわかる説明を
出来る方がどれほどいるでしょう?

-思い出して欲しいのです-

飯野のA様のお父さんの言葉は
とてもわかりやすかった!
私は心を奪われました。

お父さん
「そうなんだよね!中澤さん!
あっちの家(新居)は、
暖房つけなくても、暑いんだよね!」

-牛一頭いれば暖かい家-

私が教授をうけた工務店さんに、
“牛一頭いれば家一軒が暖かくなります”と
お話し頂いた方がいました。
あえてお名前を出す事を
控えさせて頂きますが、とても感謝しています。

そういった数々の工務店の皆さんに
教えを頂けたことで私たちは、
真冬でも暖房無しで暖かい家を実現できています。
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

地域にもよりますが、
福島では、
牛が身近とは感じられなかった私は
飯野のお父さんの事を思い出しました。

-耐震・防火につぐ基本性能-

耐震等級や防火性能、シックハウス・・・など
家の安全性は以前より増して、
よくなりつつあります。
それでも、残念な事に耐震性は未だに、
等級を意識していない工務店が
まだまだ多いのも現実です。

この冊子を見ている、あなたも含め
皆さんは

「建物の価格が上がるから」

と自分勝手な理由で、
周りを見ながら、
家の断熱を後回しにするという
工務店には興味は無いと思います。

仮にデザインがよかったり、
営業マンが優しかったり・・・
展示物ならばそれでもいいですが、

「一生その家に住んでいくと考えるとそれだけでは・・・」

と思っているに違いないと感じています。

-断熱という基本性能-

家の断熱は、生活を一変させます。
まず、24時間換気をほぼしなくなります。

24時間換気は、
そもそもシックハウス対策で
法的に設置する義務があります。

「本当に24時間回さなければいけないのでしょうか?」

と疑問を持つ方が、
A.C.Regalieで家を建てた方にはとても多いです。

皆さん知っているのです。

「24時間換気を回し、家の中が
常に乾燥します。その為
あちらこちらで何台も加湿をする。
換気扇も加湿器も電気代は必要だし、
何より加湿器へ水を入れるのは面倒です。
と新築した知り合いが話す。」

と私に告白し問題解決を求める
皆さんがとても多いです。

確かにその通り、
24時間換気を冬場におこなうのは、
家の基本性能が低く、
壁などに結露を起こさせない為に
使用されているケースが多いのが現状です。

ですから、
沢山の加湿器を置き、
加湿することで
本来不要な電気代も掛かれば、
水を入れる手間も出ます。

-インフルエンザ対策なの?-

床、壁、天井の断熱がよく、
しかも接着剤を使用しない断熱材を使った
A.C.Regalieのキューワン断熱の家は、
子供が風邪をひきにくいそうです。

キューワン断熱の家に
4年住んでいる
福島市のS様から

「私の子供の学校で、
インフルエンザで学級閉鎖になって、
うちの子は家にいるんだけれど、
うちの子供はいたって元気で家でうるさくて・・・
そういえば、家をつくった後、
家族が風邪をひかなくなったかな~」

と嬉しいお便りを頂きました。

断熱が良いので、
24時間換気を回して湿気を抜く必要がありません。
断熱が悪いと、
結露を防ぐ為に24時間換気を回すことを
義務かの様に言われます。

24時間換気はそもそも、
シックハウスの揮発性物質を
外部に排出する為に、
法律で設置を義務づけたのですが、
建築材料が良くなったこともあり、
以前ほどではないのですが、
そういった経緯や必要性を知らない所では、
結露防止の為に24時間換気を回すことを
法律の義務として話しています。
大抵そういった会社の
断熱・気密は良くないことが多いです。

-大切な!
湿度50%前後で過ごすこと-

クーラー一台で過ごせる家は
沢山ありますが、
湿度について話をしている所は皆無です。

なぜ?でしょう。

家の快適性とは?
「適度な“温度”と適度な“湿度”」が
両立してはじめてです。

人間の80%が
水分だと言われているのですから、
いくら温かくても、乾燥するのでは
不快と言えますし、肌の老化も早くなります。

湿度と温度は
とても大事な関係にあります。

冬の外の湿度は
おおよそ50%位なのですが
それは、温度が低いからです。

24時間換気を回すと、
室内の湿気は外に出ていきます。

そうすると、
外の空気に含まれる水分が室内に入りますが、
室内が20度だった場合外の空気を入れた時、
室内の湿度は
おおよそ15%位になってしまいます。

外がいくら50%でも、
温度が外よりも
高い室内に外の空気を入れた途端、
湿度は下がります。

空気中の水分を補う為に
室内では体から水分が奪われます。

冬に外出する時、
乾燥対策をしているはずです。

乾燥している家では、
それ以上の乾燥対策をする事になります。

そこで!
加湿器を必要とするのですが、
24時間換気を回しているのでは
全く意味のない状況です。

まるで、
お風呂の栓をしないで、
お湯を溜めようとしているようなものです。

今度は
24時間換気を止めると結露を起こす・・・

どうやっても悪循環な事になります。

断熱のよい家ですと、
結露が起こるのが窓に限定されます。
湿度50%~40%の間に落ち着きます。
ですから、
乾燥しない暖かい家ができあがります。

-暖房のいらない家-

前置きがかなり長くなりましたが・・・
断熱をしっかりすることにより、
暖房のいらない程暖かい家になります。
飯野のお父さんの話を思い出して下さい。

住んでからの建て主さんの沢山の喜びの声を
よりわかりやすく
私たちは、伝えるよう常に努力しております。

「真冬でも暖房のいらないA.C.Regalieの家」

とは?

そういった、
住んでからの感想の中から
生まれたわかりやすい表現なのです。

それ以外にも、

「子供が風邪をひかなくなったA.C.Regalieの家」
でもいいですし

「アンチエイジングなA.C.Regalieの家」
でもいいと思いますし

「冬に半袖、半ズボンで過ごせるA.C.Regalieの家」
と言うのもあります。

結局は、他よりも圧倒的に

「A.C.Regalieの家でよかった~」

と言うご意見が沢山ある、
”A.C.Regalieの家”と言う事です。

適切な湿度を保ちながら、
暖房をしなくても十分に暖かいことを
実感して頂いている方が、
すでに沢山います。

そんな皆さんのご要望やご意見を頂きながら、
A.C.Regalieは存在している意義を持っています。
そして決して
「貧乏な生活」とはほど遠い
笑顔と支援をいつも私たちは頂いています。